UMLロボット、今年も走る

2003/2/26

レゴブロックで組み立てるプログラム可能なロボット「LEGO MindStorms(レゴ・マインドストーム)」

 オブジェクトテクノロジー研究所(OTI:旧OMGジャパン)は「第2回UMLロボットコンテスト」の実施概要を2月25日に開催した。同コンテストは4月16日から2日間にわたって行われる「UML Forum/Tokyo 2003」の同時開催。OTIが推進するMDA(Model Driven Architecture)普及の一環として2002年から開始したコンテストだ。OTI代表取締役の鎌田博樹氏は「(OTIでは)モデルからコードへの自動生成、モデルの再利用、モデルベースのインテグレーションという3つの観点でMDAの普及を推進している。MDAを楽しみながら実践し、その有効性を理解してもらいたい」と開催意義を説明した。

 第2回は昨年と若干違う運営方針を打ち出している。昨年は3つ設けたレースをショートトラック競争と障害物競争(「目的は、とらわれたお姫さまを探し出し、救出すること」)に絞り、モデル掲示スペースを幅広くとることで、参加者によるモデル図の発表機会を増やした。また、コンテスト開催までの期間(およびコンテスト終了後も継続)にメーリングリストを作成し、技術交流の機会を設ける。なお、ショートトラック競争は、1周約20メートルのコースを2チームが並走する。それぞれのコースにラインが1本引かれ、ここを光センサでライントレースすることになる。コースの途中には坂が1カ所設定されている。コース1周の走行タイムを競うというシンプルなものだ。

 参加者が使用する「走行体(パスファインダー)」と呼ばれるハードウェアはレゴブロックで組み立てるプログラム可能なロボット「LEGO MindStorms(レゴ・マインドストーム)」。参加者は、ハードウェアの組み立てを主にCADソフト「MLCad」を使用して行い、UMLでモデリングした動作設計をC、C++、Javaに落とし込み、走行体に実装する。MLCadや実装のための開発環境は運営委員会がCD-ROMとして配布する。
 
 2月26日からWebでエントリを受け付け、3月5日に締め切る。3月6日にはモデル審査基準の発表を行い、3月7日、3月14日に技術説明会を開催する。

(編集局 谷古宇浩司)

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オブジェクトテクノロジー研究所(OTI:旧OMGジャパン)

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