ファウンドリー、無線LAN市場参入

2003/9/13

ファウンドリーネットワークス 社長兼CEO ボビー・ジョンソン氏

 ファウンドリーネットワークスは9月11日、無線LAN市場への参入を発表した。同社 社長兼CEOのボビー・ジョンソン(Bobby Johnson)氏は「(無線LANやセキュリティの)標準規格が整備され、企業でも無線LANを活用する環境が整いつつある。企業向け無線LAN市場への参入すべきタイミングと考えている」と意気込む。

 ワイヤレスとワイヤードの統合を助けるという同社の無線LAN市場参入の先鋒を務めるのは以下の3製品である。

    ■IEEE802.11a/b/gに準拠するマルチモードアクセスポイント「IronPoint 200」(出荷予定:11万1000円、2003年10月)

    ■SNMPに基づくIronPoint 200 WiFi管理アプリケーションソフト「IronView Network Manager」(出荷予定:28万円、2003年10月)

    ■FastIron JetCoreモジュール、FastIron Edge、FastIron Edge PoEスイッチ向けの無線LAN機能へのソフトウェアアップグレード(出荷予定:FastIron Edgeスイッチ用無線LANアップグレード・オプションは14万円で2003年12月)

 ファウンドリーの3製品の投入の時期は、同社の段階ごとに製品・サービスを拡充しようという狙いの表れでもある。今年10月のフェイズ1の段階では、アクセスポイント製品のIronPoint 200と、それらを管理するソフトであるIronView Network Managerを投入する。IronPoint200は802.1a/b/gとデュアルバンドをサポート、128ユーザーまでの同時サポート、ローミング機能、QoSをサポートしている。IronViewNetwork Managerは、競合ベンダのアクセスポイントの製品であっても、セキュリティやPoEの標準規格に対応するアクセスポイントであればサポート可能だ。

 次にフェイズ2の段階(今年12月)では、同社のレイヤ2/3スイッチFastIron Edgeなどとアクセスポイントとの連携を実現させる。具体的にはIronPoint 200や同社のレイヤ2/3スイッチFastIron Edgeをソフトウェアによってアップグレードできるようにし、ワイヤレスとワイヤードの双方に対応できるようにする。

 さらに2004年前半のフェイズ3では、動的ユーザーポリシー、不正アクセスポイントの検知、802.11i準拠、ログ・レポート機能の強化などを図る考えだ。
 
 10ギガビット・イーサネットスイッチで43%、レイヤ3スイッチで21%の世界市場を保持する老舗ベンダのファウンドリーネットワークス。6千社にレイヤ2/3スイッチを提供ている同社だが、「無線LANはこれからが成長時期。伸びる市場への投資を積極的に行っていく」(ジョンソン氏)とし、有線LANスイッチでの経験と顧客との信頼関係をいかして、無線LAN市場を新たな市場にしていく構えである。

(編集局 富嶋典子)

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