マイクロソフトの熱烈サポートを受けるAMD

2004/4/23

マイクロソフトのサーバープラットフォームビジネス本部 Windows Server製品部 マネージャ 藤本浩司氏

 マイクロソフトのサーバープラットフォームビジネス本部 Windows Server製品部 マネージャ 藤本浩司氏は、AMDが展開する32ビット互換の64ビットプロセッサ「AMD Opteron」について、「最初はハードの対応などで懸念があったが、IBM、ヒューレット・パッカードなどが対応サーバを発表し安心した。マイクロソフトとしてもAMD Opteronを積極的に押していきたい」と述べ、Windowsのサポートを強化する考えを4月23日に示した。

 藤本氏は日本AMDとマイクロソフトが主催したイベント「AMD&Microsoft Software Developer Conference」で講演した。

 藤本氏によると、マイクロソフトはAMD Opteronと、32ビットプロセッサを64ビットに機能拡張するインテルの「Intel Extended Memory 64 Technology」に対応した「Windows Server 2003 for 64-Bit Extended Systems」を2004年第4四半期(10-12月)に出荷する。Windows Server 2003 for 64-Bit Extended Systemsは1つのOSでAMD、インテルの2つのアーキテクチャをサポートする。藤本氏は「顧客は現行のWindowsアプリケーションへの投資を無駄にすることなく、64ビット環境に移行できる」とメリットを強調した。

 Windows Server 2003 for 64-Bit Extended Systemsは、Standard Edition、Enterprise Edition、Datacenter Editionで対応。Standard Editionは64GBのメモリまで対応可能。Enterprise Editionは1TB、Datacenter Editionも1TBまでのメモリに対応する。また、マイクロソフトは、クライアントPC向けに「Windows XP 64-Bit Edition for 64-Bit Extended Systems」も同時期に出荷する。Windows XP 64-Bit Editionは32GBまでメモリを搭載できる。

 マイクロソフトはWindows Server 2003 for 64-Bit Extended SystemsとWindows XP 64-Bit Edition for 64-Bit Extended Systemsの「ベータ中間ビルド日本語版」を2004年6月中に、また8月下旬に「マーケティングベータ日本語版」を発表予定で、藤本氏は来場した開発者らにベータプログラムへの参加を呼びかけた。

(編集局 垣内郁栄)

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