IBMが音声ソフトをオープンソース・コミュニティに寄贈

2004/9/18


  米IBMは9月13日(現地時間)、アパッチ・ソフトウェア財団とエクリプス財団に音声ソフトウェアを寄贈すると発表した。アパッチ・ソフトウェア財団には音声ソフトウェア「Reusable Dialog Components(RDC)」、エクリプス財団にはW3Cによって確立された音声規格「マークアップ・エディター」の寄贈をそれぞれ提案する。

 IBMリサーチが開発したRDCは、音声アプリケーションやマルチモード・ユーザー・インターフェイスのダイナミックな開発を可能にするJSPタグである。RDCタグが組み込まれたJSPは、ランタイムでW3C VoiceXML 2.0を自動的に生成し、音声アプリケーション作成を標準化する。これにより、J2EEの開発者はWebアプリケーションに音声インタラクション機能を追加することができます。また、開発者コミュニティがRDCフレームワークを利用できるようになるため、このフレームワークを用いて構築された音声部品間で、開発したベンダに関係なく、相互運用性が確保される。これらフレームワークと一連のサンプル・タグの両方がアパッチ・ソフトウェア財団に寄贈されることになっている。

 現在、音声ソフトウェアのコードの多くはベンダ固有のもので、当然、各ベンダの製品間に互換性がない。IBMでは今回の音声ソフトウェアのオープンソース・コミュニティへの寄贈によって、音声ソフトウェアの標準化を加速させる考えだ。

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日本IBMの発表資料

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