低価格10ギガスイッチで新市場を先取り、日本HP

2004/11/5

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、エッジ向けのレイヤ3スイッチ製品の新シリーズ「ProCurve(プロカーブ)Switch 3400cl」(3400c)を11月4日に発売した。3400clシリーズは、ギガビット対応のエッジ・スタッカブル・スイッチで、モジュールを追加することで、10ギガにまで対応させられる。

日本HPのプロカーブネットワーキングビジネス部 マーケティング・マネージャ 中島将博氏

 3400clシリーズは、10/100/1000BASE-Tポートを48個備えた「ProCurve Switch 3400cl-48G」と同ポートを24個備えた「ProCurve Switch 3400cl-24G」がある。価格は48Gが121万8000円、24Gが63万円。拡張用の10ギガビット・モジュールは、30万4500円で12月1日に発売を予定している。日本HPのプロカーブネットワーキングビジネス部 マーケティング・マネージャ 中島将博氏は、新シリーズについて「価格を競合の3分の1に設定したことで、大企業の支社や中小企業が手に入れやすいようにした」と述べ、低価格をアピールした。

 3400clシリーズが提供するのは、Webベースの認証機能など「業界標準で他社製品との互換性がある」(中島氏)スタンダードな機能。だが、中島氏は3400clシリーズの特徴として「メッシュニング」という経路変更の機能を挙げた。従来のスパニングツリーでは数秒かかっていた障害発生時の経路変更を、1秒で行えるようにするという。

 また、中島氏は3400clシリーズの導入メリットとして、故障時の無償交換を無期限で保証する日本HPの「ライフタイム保証」を強調した。中島氏は「必要なソフトウェアのアップデートのサービスだけでなく、LANスイッチの電源などもメンテナンス保証しているのはHPだけ」と述べた。

 日本HPは、3400clシリーズの投入と同時に既存のプロカーブシリーズ全製品の9割を対象に、最大42%引き、平均16%引きの価格改定を行うことも発表した。

(編集局 富嶋典子)

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日本ヒューレット・パッカードの発表資料

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