AirH”、体感速度最大500%UP、DDIポケット

2004/12/22

DDIポケット 執行役員 経営企画本部長 喜久川政樹氏

 DDIポケットは2005年2月2日の社名変更にともない(新社名WILLCOM、ウィルコム)、「AirH”(エアエッジ)」のリニューアルを行う。リニューアルのポイントは高速化。「マルチRF化」と「変調方式の高度化」という2つの異なるアプローチでサービスの高速化を図る。ユーザーの通信時の体感速度を向上させるサービス「高速化サービスV(メガプラス)」も有償で提供する予定。

 AirH”ブランドは、従来どおりの「エアエッジ」とプロ仕様の「エアエッジ プロ」の2つのラインを用意する。新端末「エアエッジ プロ」は同時に通信できるチャンネル数を8つまで増やした。「エアエッジ プロ」の発表に伴い、2005年2月以降は各パケット通信方式の名称を、1xパケット方式(32kパケット方式)、4xパケット方式(128kパケット方式)、8xパケット方式(256kパケット方式)に変更する。

 バックボーンのIP化作業も進める。現在は、基地局からIDSNを通じてNTTのIDSNネットワークを利用しているが、ISDN網を光ファイバ(IP)網に移行し、ITXを通じてIPネットワークで通信が可能な体制に移行する。同社 プロダクト統括本部長兼技術本部長 近義起氏によれば「すでに(既存基地局から)高度化基地局への再配置は進んでいる」という。

 通信時の体感速度を向上させる「メガプラス」は、専用クライアントをPCにインストールして利用する。同クライアントのセットアップツールがインストールされたUSBメモリをPCに挿すだけで自動的に設定が完了する。2月2日以降の新エアエッジブランド端末に同梱される予定。同社 執行役員 経営企画本部長 喜久川政樹氏によれば「エアエッジ プロとメガプラスで最大5倍程度、通信速度が向上する」という。

(編集局 谷古宇浩司)

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