20種類以上のフィルタリング技術を利用したスパム対策

2005/2/3

 シマンテックは2月2日、スパム対策サービス「Symantec Premium AntiSpam(以下、Premium AntiSpam)」の提供を3月14日より開始すると発表した。このサービスは、2004年5月に同社が買収したスパム対策企業米Brightmailの技術を活用したもの。シマンテックのメールセキュリティ製品「Symantec Mail Security」や「Symantec AntiVirus Enterprise Edition」のユーザーに対して、オプションとして提供される。

 Premium AntiSpamは、スパムシグニチャやヒューリスティック技術、言語特定など、Brightmailが独自に開発した技法を採用。20種類以上のフィルタリング技術を用いて、スパムメールに対応しているという。また、Brightmailが24時間365日体制で運用しているスパム分析センター「Symantec Brightmail Logistics and Operations Center」(BLOC)で作成したスパムフィルタなどを10分おきに自動的に更新する機能を搭載しているため、常に最新のスパムにも対応可能だとしている。

 シマンテックではPremium AntiSpamの性能について、「95%のスパムメール検知率、99.9999%の判定精度を誇る」と謳っている。そのほか、Symantec Mail Securityが備えている既存の「個別設定によるフィルタリングルール」や「ヒューリスティック技術」「ホワイトリスト/ブラックリスト」などの技術をあわせて利用することでより精度が向上するという。

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シマンテック報道発表資料

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