組み込みJavaプラットフォームがTIのプロセッサをサポート

2005/2/15

 アプリックスは2月14日、組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」が、テキサス・インスツルメンツ(以下TI)の「OMAP2420」プロセッサをサポートしたと発表した。OMAP2420は、モバイル・エンターテインメントアプリケーションの動作処理に強みを持つTIの第3世代携帯電話向け最新プロセッサである。

 OMAP2420には、Javaハードウェアアクセラレータ「ARM Jazelle」や、3Dグラフィックスアクセラレータ「PowerVR MBX」が組み込まれている。JBlendと連動することで、Javaアプリケーションの快適な動作が可能になる。TIのCellular Systems ワールドワイド・マーケティング・ディレクター ポール・ワープ(Paul Werp)氏は、「移動体通信事業者は、Javaアプリケーションサービスの展開を広げ、Javaアプリケーションの水準を高めるために、JSR184やJSR135といった、モバイル向けのJava標準仕様を拡充する方向性にある」と述べる。

 なお、アプリックスは、フランスのカンヌで開催される「3GSM World Congress 2005」で、2月16から17日の2日間、TI Developer Villageに出展する予定。

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