VB2005登場で、ライセンスとMSDNサブスクリプションを簡素化

2005/3/23

マイクロソフト デベロッパーマーケティング本部 プロダクトマーケティング部 部長 北川裕康氏

 マイクロソフトは3月22日、アプリケーション開発ツールセット「Visual Studio 2005」の価格体系とライセンス条項の詳細、MSDNサブスクリプションの簡素化を発表した。Visual StudioのライセンスとMSDNのサブスクリプションライセンスを統合し、提供形態をシンプルにする。

 「Visual Studio 2005 Professional Edition」の推定小売価格を値下げし、同時に「Visual Studio 2005 Team System」を現在のMSDNユーザー向けに特別価格で提供する。さらに、2005年後半にリリース予定の「Visual Studio 2005」への準備として、既存の「Visual Studio」ユーザーおよび2003年4月以降に会員期限が切れたMSDNユーザーが特別価格でMSDNサブスクリプションを入手できるようにした。なお、今回の変更により、同社が提供する開発者向けソフトウェア提供サービスの名称は「MSDNサブスクリプション」から、開発者向けの主ブランドである「Visual Studio」に統一される。

 同社は、1月20日の時点で、MSDNサブスクリプションの上位レベルである「MSDNユニバーサル」と「MSDNエンタープライズ」をVisual Studio 2005のリリースに合わせて、「Visual Studio 2005 Team System」を基盤にしたソフトウェア・アシュアランス(L&SA)のモデルへ移行することを発表している。MSDNユニバーサルおよびエンタープライズのユーザーは、現在のMSDNサブスクリプションと同等のサービスを受けながら、「Visual Studio 2005 Team System」の技術を利用することが可能となる。

 「Visual Studio 2005 Team System」の登場により、同社は開発者向けツールの製品ラインを上位に拡張することになる。「Visual Studio 2005 Team System」のうちの基本3製品は、「Visual Studio 2005 Team Edition for Software Developers」と「Visual Studio 2005 Team Edition for Software Architecture」「Visual Studio 2005 Team Edition for Software Testers」の3つ。既存のVisual StudioのライセンスとMSDNのサブスクリプションライセンスを統合し、提供形態をシンプルにすることで、テスト担当者、企業内開発者、アーキテクト、プロジェクト管理者、コンサルタントなどこれまでVisual studioのユーザーではなかった層を取り込むと共に、企業導入も促すことで、開発ツール市場の拡大を狙う。

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