WindowsXP日本語版だけに「圧縮(LZH形式)フォルダ」を追加

2005/4/8

マイクロソフト Windows本部 パートナーマーケティング部 大塚友則氏

 マイクロソフトは4月7日、Windows XPの追加機能として「圧縮(LZH形式)フォルダ」を4月28日に提供すると発表した。この機能はWindows XPユーザー向けの特典提供プログラム「Windows Genuine Advantage Program」(WGAプログラム)の1つとして、同社のダウンロードページからリリースする。Windows環境でLZH形式の圧縮ファイルを展開する場合、これまでは、展開ソフトを探し、そのソフトの使い方を覚えるなどの手順を踏む必要があった。また、ユーザーによっては「社内規定により、展開ソフトをインストールできない」(マイクロソフト Windows本部 パートナーマーケティング部 大塚友則氏)などの面倒な問題に直面することもあった。

 Windows XPは標準で、zip形式によるファイル圧縮・展開機能「圧縮(zip形式)フォルダ」を搭載している。欧米ではzip形式によるファイルの圧縮が主流だが、日本ではLZH圧縮形式も多く利用されており、Windows XP日本語版独自の機能として、開発プロジェクトが立ち上がったという経緯がある。実際、Windows環境でのLZH形式のサポートは多くのユーザーから望まれていたわけだが、「ローカルの市場だけに特化したプロダクトを開発する体制がマイクロソフト社内で整っていなかったことから、これまでは対応することができなかった」(マイクロソフト プロダクトディベロップメントリミテッド ウィンドウズ開発統括部 丸山謙哉氏)と同社では説明する。

 Windows XP Service Pack2をインストールした環境では、AES(添付ファイル実行サービス)機能と連動し、電子メールに添付されたLZH形式の圧縮ファイルに含まれる危険性の高いファイルの実行をブロックすることができる。なお、LZH圧縮ファイルの作成やLZH圧縮ファイル内のファイル編集や削除、名前の変更などはサポートしていない。というのも、「これらの機能をユーザーがどの程度望むのか、具体的なデータを集めることができなかった」(丸山氏)ためである。

(@IT 谷古宇浩司)

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