「動いてます!」、HPとインテルがMontecito搭載サーバをデモ

2005/4/20

 日本ヒューレット・パッカードは4月19日、インテルと共同開発したItanium 2プロセッサの後継製品「Montecito」(コード名)を搭載した次世代ミッドレンジのIAサーバを、Montecito出荷に合わせて2005年下半期に投入することを明らかにした。HPは次世代サーバのデモンストレーションも実施し、インテルとの強いパートナーシップをアピールした。

米HPのビジネスクリティカルサーバ プロダクトマーケティングマネージャー ディミトリス・ドーバス氏

 米HPのビジネスクリティカルサーバ プロダクトマーケティングマネージャー ディミトリス・ドーバス(Dimitris Dovas)氏は、「(Montecito出荷後に)4〜6週間でHPのすべてのIAサーバにMontecitoを投入する」と述べ、既存製品をMontecitoに置き換えていくことを説明した。HPはMontecito用の新チップセット「HP sx2000」も開発し、サーバに搭載していく。

 Montecitoは1つのプロセッサに2つのコアを搭載したデュアルコア・プロセッサ。マルチスレッディング技術により、1ソケット当たり4スレッドを同時実行できるようにし、キャッシュ容量も増やした。インテルのエンタープライズ&ネットワーク ソリューション本部 プラットフォーム&ソリューションズ マーケティング統括部長 平野浩介氏は「既存のItanium 2と比較して2倍のパフォーマンス向上が期待できる」と説明した。

HPがデモしたMontecito搭載サーバ

 HPが示したデモは、MontecitoとHP sx2000チップセットを搭載した「HP Integrity サーバ rx8620-32」の後継サーバを利用。4CPU、16スレッドの構成で、1つのハードパーティションにHP-UX 11i v2 OS、もう1つのハードパーティションにWindows Server 2003 Datacenter Editionをインストールし、同時に稼働する様子が示された。HPがMontecito搭載サーバをデモするのは初めてだという。

 平野氏はHPのデモについて、「(報道などで)Itaniumは大丈夫かといわれることがあるが、Montecitoの開発が順調で、きちんと動いていることを示したかった」と述べた。

(@IT 垣内郁栄)

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