モバイルgoo、ケータイ向け検索連動型広告サービス開始

2005/8/30

 NTTレゾナントは8月29日、「goo」で提供中の携帯電話向け情報提供サイト「モバイルgoo」において、携帯電話向けサイト検索機能の提供と連動した検索型広告サービスを開始すると発表した。クリックごとに課金するPPC(Pay Per Click)型を採用し、携帯電話から「モバイルgoo」の検索サービスを利用すると、検索結果ページ上部にPPC方式のテキストリンク広告を1ページに最大2件表示する。iモードR、EZwebR、Vodafone Live!Rに対応し、各サービスごとの出稿も可能。

 広告と連動する検索キーワードは、「モバイルgoo」で過去に検索されたキーワード(検索対象は約1500万ページ)をもとに、広告カテゴリ別にピックアップする。表示方式は、入札金額に応じて広告掲載順位が決定される方式とは異なる。各広告カテゴリ別単価の範囲内で広告出稿者が指定したクリック単価に応じ、同社独自の計算式に基づき1位で表示される確率を算出し、順次表示する。これにより、クリック単価が低くても上位で広告表示される場合も出てくることから、同社では「より多くの広告にクリックされるチャンスが訪れやすくなる」とメリットを説明している。

 検索サービスと連動した広告市場は拡大傾向にあり、2004年のインターネット広告費1814億円(電通:2004年日本の広告費)のうち、約300億円を検索連動型広告が占める(電通総研:2005年〜2009年のインターネット広告費の試算)といわれている。

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