マクニカ、情報漏えい防止アプライアンスを発売へ

2006/2/1

 マクニカネットワークスは1月31日、米コードグリーンネットワークスのコンテンツセキュリティシステム「CI Appliance CI 1100/CI 1500」を、3月上旬に国内で販売開始すると発表した。

米コードグリーンのCI Applianceシリーズ

 CI Applianceシリーズは、情報漏えい防止を目的としたアプライアンス(専用機)製品。ネットワーク上を流れるコンテンツの内容をリアルタイムに監視し、プライベートネットワーク外へ送出されることを防ぐ。

 同製品のコンテンツ検査エンジンは、370種類のデータフォーマットに対応し、ネットワーク上に流れるコンテンツを、登録されたファイルや電子メール、Webのコンテンツ、あるいは正規表現やキーワードのパターンマッチングでチェックする。

 当初提供されるのは、「Tap/Mirrorモード」と呼ばれる利用モード。この場合、機密情報を監視し、記録する機能を提供する。電子メールのテキストや添付ファイル、ファイル転送などの一般的なデータ転送方法で送られたドキュメントやテキスト文字列、署名などを見つけ出し、情報漏えいの警報をリアルタイムに発する。

 次期バージョンで提供されるのは「In-line モード」。アプライアンスをネットワークの経路上にインラインで配置し、機密情報の送信を停止させることができるようになるという。

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マクニカネットワークスの発表資料

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