取引先に携帯番号が知られるのはイヤ、フュージョンが新サービス

2006/3/23

 フュージョン・コミュニケーションズは3月22日、携帯電話からの発信時にビジネス用の050番号を相手先に通知する新サービス「モバイルチョイス“050”」の提供を4月1日に開始すると発表した。個人所有の携帯電話番号が業務の相手先に知られてしまうことを嫌がる顧客のニーズに応えて開発した。フュージョンの代表取締役社長 角田忠久氏は「大きな会社ができないような顧客が望むことを、小さな会社が実現する」と話した。

フュージョン・コミュニケーションズの代表取締役社長 角田忠久氏

 フュージョンは相手先電話番号の先頭に識別番号を付けることで、個人所有の携帯電話であっても通話料請求を業務利用と私用に分けることができる「モバイルチョイス」を2004年12月に開始した。モバイルチョイスを使うことで請求を分けることができるが、個人所有の携帯電話では相手先に携帯電話番号が通知されるという問題が残った。新サービスのモバイルチョイス“050”はIP電話サービスの「FUSION IP-Phone」の付加サービスで、携帯電話で発信しても050で始まるビジネス用電話番号を通知する。

 モバイルチョイス“050”は相手先電話番号の前に「0037-67」の識別番号を付けてダイヤルする。識別番号を付けることでFUSION IP-Phoneのネットワークに接続し、通話が相手先番号に転送される。相手先には050番号が通知される。識別番号を付けない場合は通常の携帯電話ネットワークを通って通話することになる。

 モバイルチョイス“050”は月額基本料が1番号210円。FUSIONのIP電話への発信は1分21円。そのほかのIP電話へは1分26.25円。国内一般固定電話、国内携帯電話へは1分31.5円などとなっている。別にFUSION IP-Phoneの基本料が必要。FUSION IP-Phoneの月額基本料は399円(2番号以降は105円)。初期費用は1番号当たり525円。

 モバイルチョイス“050”の050番号はFUSION IP-Phoneで使用する番号で、折り返し電話を携帯電話に転送することもできる。不在時にはSkypeに転送することも可能。オフィス外でも050番号で電話を受けることができる。フュージョンは今後、外出時など電話を受けられない場合の着信履歴や留守番電話を電子メールで通知するサービスを提供する方針。オフィスの固定電話や外出先の携帯電話、Skypeでも050番号を使えるようにして、固定電話と携帯電話の融合(fixed mobile convergence:FMC)を進めるとしている。

(@IT 垣内郁栄)

[関連リンク]
フュージョン・コミュニケーションズの発表資料

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