リコーがプリンタ用新ソフト、サーバ不要で帳票を出力

2006/5/19

 リコーは5月18日、ウイングアーク テクノロジーズの帳票運用ミドルウェア「Report Director Enterprise」(RDE)を使った基幹帳票システムで、支社・支店などの拠点サーバを介さずにWAN/LAN経由でプリンタから帳票を出力させることができるレーザープリンタ用のオプションソフトウェア「IPSiO リモートプリント for RDE」を5月22日に発売すると発表した。

拠点プリンタとして利用できるリコーの「IPSiO CX9800」

 従来は本社に帳票サーバを設置し、支社・支店に拠点サーバを設置する構成だった。IPSiO リモートプリントを使うことでこの拠点サーバが不要になり、運用管理コストなどを削減できる。IPSiO リモートプリントが対応するのはリコーのレーザープリンタ「IPSiOシリーズ」の一部。

 リコーのIPSiO、複合機のImagioはJavaアプリケーションを稼働させられる「Embedded Software Architecture」(ESA)を採用していて、IPSiO リモートプリントをプリンタ上で直接稼働させることができる。リコーはESAの仕組みを採用し、ERPなどとの連携も行っている。

 RDEからプリンタへは圧縮した帳票データが送信される。データは最大100分の1に圧縮。プリンタ上で解凍し、印刷する。印刷状況はRDEの機能を使って集中管理が可能。拠点に設置したプリンタであっても確実に出力されたかどうかが1枚単位で分かるという。印刷状況のログを取得することもでき、基幹システムに耐え得る印刷の信頼性を確保できるとしている。

 IPSiO リモートプリントはプリンタにSDメモリカードを挿してインストールする。価格はプリンタ1台当たり3万8000円。プリンタによってはメモリやハードディスクドライブを追加する必要がある。年間2000本の販売を見込んでいる。

(@IT 垣内郁栄)

[関連リンク]
リコー
ウイングアーク テクノロジーズ

[関連記事]
WebDAVで「リコー複合機はオラクル製品の入出力端末に」 (@ITNews)
「帳票SOA」、ウイングアークは標準化を目指す (@ITNews)
Java対応にERP連携、新機能の搭載相次ぐ複合機 (@ITNews)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)