MSがWindows Liveをアルファブロガーに紹介、ブロガーの感想は?

2006/6/1

 マイクロソフトは5月30日、同社オフィスに約10人のブロガーを招待し、現在ベータ開発中のWindows Liveを紹介した。同社がこうしたブロガー向けのマーケティングを行うことは初めて。MSN事業部の担当者は、「ブロガーの方々からWindows Liveについての率直なフィードバックをいただきたいと思い、企画した」と目的を話した。

(写真上)Windows Liveのホームページに貼り付けられるインベーダーゲームなどのガジェット。ガジェットはWindows Vista上でも動作するという。(写真中)Windows Live QnAの画面。まだベータ版で、これまで開発チーム内でしか公開されていなかったとのことだ。(写真下)Windows Live開発チームでエバンジェリスト的な役割を果たしているPhil Holden(フィル・ホールデン)氏

 紹介したWindows Liveのサービスの中には、まだマイクロソフト社内でも広く公開されていない「Windows Live QnA」や、ソーシャルネットワークサービスなどが含まれた。Windows Live QnAは、「人力検索はてな」のようなQ&Aコミュニティ。多くの質問や回答をしたユーザーには「Kudos」というポイントが付く。ソーシャルネットワークサービスでは、MSN Messengerなどの既存ユーザーを積極的に取り込むという。

 また、Windows Liveのトップページに貼り付けられるRSSリーダーや、時計、ゲームといったガジェットは、Windows Vista上でも動作する互換性を備え、SDKはデベロッパに公開する。そのほか、新しいサーチ、携帯電話に対応するメッセンジャー、電子メールといったサービスを紹介した。

 マイクロソフトが招待したのは、ITmediaオルタナティブブログやCNET Japanのブロガーのほか、マーケティングや海外のオンラインサービスなどさまざまな分野に関するエントリを行っているブロガー約10人。Windows Liveについては「それぞれのサービスは既存の他社のサービスとあまり変わりなく新鮮味は感じないものの、今後どのように差別化し利用者を獲得していくのか」という感想が多かった。

 マイクロソフトは差別化について、特に全てのサービスのユーザー体験を統一していくことを強調していたが、一方で利用者の獲得については、まだ戦略や具体的なプランを外部に語る段階にはないようだ。

 MSN事業部は、アルファブロガーに対するWindows Liveの説明会を継続して行う考え。Windows Liveは今後半年以内に多くのサービスが正式版として開始される予定。

(@IT 新野淳一)

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