SOX法運用のYear 1、2、3を自動化、FoxT上陸

2006/6/6

 コンプライアンス対応ソフトウェアを開発する米FoxTの日本法人、FoxT Japanは、企業の全社的な内部統制を設計、運用するソフトウェア「FoxT コンプライアンス・マネージャ」の日本語版を6月末に出荷開始する。コンサルティングファームのベリングポイントと協業し、今年度に1億5000万円の売り上げを目指す。

米FoxTのCEO マックス・シーボルト氏

 FoxT コンプライアンス・マネージャは内部統制の運用面をサポートするソフトウェア。リスクコントロールマトリクス(RCM)をベースに企業内の対策状況や運用状況をモニターし、必要な場合は管理者に警告する。リスクと統制に関する問題点と改善のアクションプランの実行などを管理可能で、企業の各拠点、各部門、経営陣などで内部統制が確立されているかを確認できる。

 内部統制構築の最初の手順になるビジネスプロセスの文書化をサポートするツールは各社が販売しているが、「内部統制運用のPDCAを自動化するツールは少ない」とFoxT Japanは説明している。「毎年コストがかかる内部統制の是正、変更、監視を自動化し、コストを抑える」のが特徴という。

 リスクコントロールマトリクスなど米国SOX法に準拠した業種別のテンプレートも提供する。ベリングポイントが日本版SOX法に合うようカスタマイズし、日本語化する。当初は銀行向けと製造向けを用意する。FoxT コンプライアンス・マネージャは25ユーザーで700万円から。

 米FoxTのCEO マックス・シーボルト(Max Seybold)氏は米国企業のSOX法対応について、「Year 1、2、3」があると説明する。SOX法適用の初年度であるYear 1は主に手作業でビジネスプロセスを文書化し、運用を行う企業が多かった。2年目のYear 2ではITシステムを使っていくつかの運用のプロセスを自動化した。そして3年目のYear 3では「完全に自動化を終えて、いかに企業価値を高めるかに注力している企業が多い」という。シーボルト氏は「米国企業の15〜20%はYear 3に入っている」と語った。

(@IT 垣内郁栄)

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