ソフトイーサ、レイヤ2 VPN上でVoIPが快適に使える技術

2006/8/1

 ソフトイーサは7月31日、同社の提供するレイヤ2 VPNソフトウェア「PacketiX VPN」のVPNトンネル内を流れるパケットについて優先制御を実現する技術を開発したと発表した。

 ソフトイーサが今回開発したのは、VPNトンネル内を流れるパケットについて、アプリケーション単位で設定する優先度情報に応じて優先制御を自動的に行う技術。これにより、PacketiX VPNで構成されるVPNトンネルに、FTPなどの帯域消費型アプリケーションと、低遅延が求められるIP電話(VoIP)のトラフィックが混在している場合でも、VoIPの音声品質を大幅に向上できるという。

 より具体的には、仮想LAN内を流れるパケットのヘッダを参照し、優先フラグが付いているパケットを VPNトンネルに優先的にキューイングすることで優先制御を行う。アプリケーション側では、IPヘッダのToS(Type of Service)フィールドにおいて優先フラグを付ける。市販のVoIP製品の多くは、この方式に対応しているため、即座にこの機能を使えるという。

 同社は、PacketiX VPN 2.0に同パケット優先制御を統合したマイナーアップデート版の提供を 2006年8月に開始する予定という。このマイナーアップデート版は「PacketiX VPN 2.0 Option Pack」という名称となる予定。Option Packの機能は、購入の際にサポート契約を購入しているユーザーには無料で提供される。サポート契約のないHOME EditionやSOHO Editionでは利用できない。

(@IT 三木泉)

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ソフトイーサの発表資料

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