Web上の仮想デスクトップ、StartForceが開発環境を公開

2006/8/5

 フュージョン・コミュニケーションズ子会社のフュージョン・ネットワークサービスは8月4日、Web上に仮想デスクトップを構築する「StartForce」アルファ版の開発フレームワーク「StartForce API」を公開した。開発者はStartForce APIを使うことでStartForce上で稼働するアプリケーションをWebブラウザだけで開発できるという。

「StartForce」のデスクトップ画面。Webブラウザ上で稼働する

 StartForceはAjax技術などを使って、一般のOSの機能をWeb上に再現するサービス。Webブラウザを使って操作し、ファイルの新規作成やオンラインストレージへの保存、ほかのユーザーとの共有などができる。米StartForceが開発。5月11日に公開したアルファ版では画像ビューワやインスタントメッセンジャー、RSSリーダー、テキストエディタなどのアプリケーションを用意した。

 アルファ版はアカウントを登録すれば無償で利用できる。フュージョン・ネットワークサービスによるとアルファ版公開以降のアカウント登録数は1万を超え、「予想を上回っている」(同社)という。

 StartForce APIは、ポップアップメニューやドロップダウンメニューなどStartForceのGUIコンポーネントとファイルI/O機能を格納したJavaScriptライブラリ、アプリケーションを開発、テスト、デバッグするためのプラットフォーム、StartForceに申請するためのツールで構成。サンプルスクリプトもあり、「Webブラウザだけの開発環境を実現」(同社)しているという。

 フュージョン・ネットワークサービスは同時にStartForceの開発者が意見交換などができる「スタートフォース開発者フォーラム」を開設した。フュージョンでは「Web 2.0ならではの新しい機能を開発者と共に開発していきたい」としている。StartForceの商用化、本サービス化のスケジュールは未定。

(@IT 垣内郁栄)

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