リッチクライアント言語「Curl」に無償版、「マッシュアップに使って」

2006/9/12

 カールは9月11日、リッチクライアント開発言語「Curl」の無償版「Curl/Personal」の配布を開始したと発表した。有償製品の「Curl/Pro」をベースにした製品で、個人利用・非商用に限り利用可能。カールではWeb 2.0を実現するアプリケーションが開発可能として、「マッシュアップ的な利用をしてほしい」としている。

「Curl/Personal IDE」のVLE(ビジュアルレイアウトエディタ)機能。パレットに部品を貼り付け、ビジュアルに開発できる(クリックで拡大します)

 無償提供するのは統合開発環境の「Curl/Personal IDE Ver5.0」と、作成したアプリケーションをサーバから配信する際に必要な「Curl/Personalサーバ・ライセンス」。ベースにした有償版のCurl/ProはIDEが5万9800円、サーバ・ライセンスが150万円から。

 Curl/Proと比較すると、Curl/Personalは一部機能制限がある。HTTPS通信や署名付きアプレットに非対応、アプリケーションをサーバから配信する際にソースをカプセル化しないなどだ。利用を非商用に限っているため、大規模システム開発に必要な機能を一部制限した。

 ただ、8000以上のAPIやサンプルコード付きのヘルプなど、Curl/Proが備える機能やドキュメントは付属する。カールでは「リッチクライアントを勉強したいエンジニアにとって非常に役立つ」としていて、Curlエンジニアのすそ野の広がりを期待している。Curl/PersonalはカールのWebサイトからダウンロード可能。

(@IT 垣内郁栄)

[関連リンク]
カールの発表資料
Web 2.0技術ポータル

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