2010年に世界一、リアルコムがコンテンツマネジメント市場参入

2006/9/13

リアルコム プリンシパル 製品マーケティングマネージャー 砂金信一郎氏

 リアルコムは9月12日、エンタープライズコンテンツマネジメント市場に参入すると発表した。エンタープライズコンテンツマネジメントとは、企業内に蓄積する多種多様かつ有形無形の情報・知識をコンピュータで管理する仕組みを指す。

 1990年代にはLotus Notesのようなグループウェアと呼ばれるツールが、企業内の情報を整理・統合する名目で数多く導入された。しかし、技術の進歩によって企業内の情報システムは複雑化、高度化し、同時に、格納されている情報量は爆発的に増加、種類は増え、形式はバラバラとなり、情報を効率的に管理、運用するという所期の目的が果たせなくなったとされている。

 リアルコムでは、このような状況に顧客のニーズがあると判断し、同市場をエンタープライズコンテンツマネジメント市場と規定、2010年には同市場における世界レベルのマーケットリーダーとなる目標を掲げた。

 同市場に対し、リアルコムは、企業情報システムにおけるミドルウェア層に着目するというユニークなアプローチを採用している。コンテンツマネジメントツールを開発する企業は、情報をリポジトリで一括管理するというアプローチをとるのが一般的だ。リアルコムの場合には、ミドルウェア層に「アクティビティログ」と「アイデンティティ」「メタデータ」という3つのデータベースを置き、アプリケーション層で生成される情報をユーザー本位でハンドリングするという仕組みを構築する。

 このようなアプローチは、グループウェアとして高いシェアを持つLotus Notes/Dominoのユーザーから吸い上げた要望が反映されている。9月12日に出荷を開始するLotus Notes/Domino向けアドオン製品の最新版「REALCOM HAKONE V1.3」は、同社がエンタープライズコンテンツマネジメント市場に参入する第1弾製品である。このアドオンを活用すると、Notesをバージョンアップして継続利用しながら、情報へのアクセスはWebポータルで統合できるようになる。

 「REALCOM HAKONE V1.3」を皮切りに、同社はパートナー企業と提携しながらエンタープライズコンテンツマネジメント市場に製品を投入していく。現時点で公表できる企業は、米グーグルと米セールスフォース・ドット・コムである。

(@IT 谷古宇浩司)

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