ハイデフがクワッドコア普及の推進力になる?

インテル、来年の夏にはデスクトップPCでも4コアCPU

2006/10/27

 インテルは27日、クライアントPC向けCPUについての記者向け説明会を都内で開催。同社マーケティング本部長の阿部剛士氏は「インテルはメニーコアを強力に推進していく」と発言し、デスクトップPC市場で4コアCPUを推進していくと強調した。

intelyoshida.jpg クワッドコアのCPUをかざす吉田社長

 現時点における同社のデスクトップPC向け/ノートPC向けの主力プロセッサは「インテル Core 2 Duo」シリーズで、これはCPUの中にコアを2つ搭載している。しかし11月にはコアを4つ搭載したハイエンドPC向けCPU「インテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700」を発表予定で、さらに来年第1四半期には4コアのボリュームゾーン向けCPU「インテル Core 2 Quad プロセッサー」を発表と、矢継ぎ早に4コアのCPUを展開する。

 同社代表取締役共同社長の吉田和正氏は「来年の夏頃には、クワッドコアのプロセッサがデスクトップに相当入ってくるのではないか」と見通しを語る。吉田氏はその理由として「コンシューマではハイデフ(高精細画面)が浸透すると思うが、産業界はそれを加速させたいと願っている。ハイデフとクワッドコアは相性がいいため(普及が進むのではないか)」と、画像や動画処理がクワッドコア普及の推進力になるとの見方を示した。

 それを裏付けるように、同社はPentium 4/3.2GHzハイパースレッディングモデルのCPUとCore 2 Extreme/2.66GHzで、大容量の画像ファイルを10枚まとめてJPEGに変換するベンチーマクを披露。Pentium 4が2分以上変換にかかる処理を、4コアのCore 2 Extremeでは45秒程度で終わるとして優位性をアピールした。

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(@IT 新野淳一)

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