タブブラウザ機能やRSSフィードなどを新たに搭載

シェア回復なるか!? IE7日本語版が正式リリース

2006/11/02

 マイクロソフトは11月2日、Webブラウザの最新版「Internet Explorer 7 for Windows XP」(以下、IE7)の日本語版を正式リリースした。現在、同社Webサイト上から無料でダウンロードできる。英語版は約2週間前の10月18日(米国時間)に公開済み。対応OSはWindows XP SP2、Windows XP x64 Edition、Windows Server 2003 SP1となっている。

 IE7はマイクロソフトの最新版Webブラウザで、次期WindowsであるWindows Vistaに標準搭載される予定だ。Internet Explorer 6がリリースされた2001年以来、5年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。偽装URLへのアクセスを防ぐ「フィッシングフィルタ機能」や、ActiveXコントロールを簡単にオン/オフすることでアドウェアを防げる「ActiveXオプトイン」といったセキュリティ対策機能が強化されている。

 IE7の特徴には、1つのウィンドー内で複数のWebサイトを閲覧できるタブブラウザ機能やRSSフィードなどを搭載した点が挙げられる。これによって、ライバルとなるFireFoxなどほかのWebブラウザが標準搭載している機能を搭載し、機能的に追い付いた形となった。

IE7写真 Internet Explorer 7 for Windows XP日本語版の画面イメージ。タブブラウザ化したことで、複数のサイトを簡単に閲覧できるようになった

 そのほか、Googleやアマゾンジャパン、楽天など国内15社と協力し、それぞれのサービス検索を選択できるようになった「Windows Search Guide」や、自動的にテキストの大きさを調整し、はみ出さないでWebページを印刷できるようになった高度な印刷機能、開いているすべてのタブのサムネイルを、1つのウィンドウ内に表示できる「クイックタブ」といった機能を新たに追加した。

 実際にIE7をインストールしてみたところ、ダウンロード容量は14.1Mbytesで、ダウンロード時に「Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール」を一緒にインストールするように推奨された。ダウンロードとインストール時間は合わせて10分程度だった。インストール後はすぐにPCを再起動するように強く推奨される。再起動後、初めてIE7を立ち上げると、自動フィッシング詐欺検出機能を有効にするか、無効にするか聞かれた。なお、数時間利用したが、タブを操作していた際に何度か強制終了された。

 IE7日本語版は、約半年後の2007年4月をめどに、Microsoft Updateなどにおいて「優先度の高い更新」として公開され、自動更新機能経由での配布も開始する予定となっている。

(@IT 大津心)

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