ハイパーバイザ上にJava仮想マシンを構成
BEA、来夏にWebLogicサーバをOSなしで仮想化
2006/12/25
日本BEAシステムズは12月25日、Javaアプリケーションの仮想化ソリューションを2007年上半期から順次リリースすると発表した。
発表したのは、VMware ESX Serverのハイパーバイザ上で稼働するJava仮想マシン「Liquid VM」と、同社のJavaアプリケーションの開発・運用を行うアプリケーションサーバ「WebLogic Server」の仮想化バージョンでLiquid VMと組み合わせて動く「WebLogic Server Virtual Edition」(WLS-VE)、WLS-VEの管理と制御を行う「WebLogic Liquid Operation Control」(WL LOC)の3つ。WLS-VEは2007年上半期、WL LOCは2007年夏の発売を予定している。
Liquid VMはVMware ESX ServerとVMware Infrastructureの全製品ラインに対応。ハイパーバイザ上でOSを介在せずにJava仮想マシンを運用できるため、システムスタックで消費するリソースを軽減できる。仮想化により、ハードウェアリソースの追加や変更が容易になるほか、ソフトウェアのコンポーネントやサービスなどの展開や移行が柔軟に行えるようになるとしている。
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