「Siebel CRM On Demand」を2カ月で

SaaS型の営業支援システム、日立コンサルティングが導入

2006/12/25

 日立コンサルティングは12月25日、日本オラクルインフォメーションシステムズ、日本オラクルが販売するSaaS(Software as a Service)型のアプリケーション「Siebel CRM On Demand」を導入したと発表した。ユーザー数は50人。ハードウェアを顧客側に必要としないSaaSの特色を活かし、導入は約2カ月と短期間だった。

 導入したのはSiebel CRM On Demandを使った新営業支援システム。提案システム内容や進ちょく管理、受注見込み管理、確定金額の管理などに活用する。日立コンサルティングは2008年までに現在の社員400人を1000人規模まで増員することを計画していて、営業活動の効率化や営業活動の強化が求められていた。

 Siebel CRM On Demand導入で、サービス提案や受注活動の迅速化を期待。日立グループのコンサルティングの中核企業として、ほかの日立グループへのSiebel CRM On Demandの展開も検討している。

saas01.jpg 「Siebel CRM On Demand」のダッシュボード画面

(@IT 垣内郁栄)

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