リアルタイムで情報更新

Webブラウザを使わないComet技術、“Lingr Radar”リリース

2007/01/26

 米インフォテリアは1月26日、同社が提供する無償オンラインチャットサービス「Lingr」(リンガー)のAPIを公開したと発表した。同時に、Comet技術を用いてチャットルームの発言がリアルタイムにデスクトップに届くクライアントソフト「Lingr Radar」をリリースした。

 「Lingr API」と名付けられたAPIを使うことで、一般のソフトウェア技術者は、Lingrのチャットサービスを自分のソフトウェアやブログ、デスクトップアクセサリなどに組み込める。Webブラウザ以外のソフトウェアへ組み込むこともできるため、オンラインゲームのチャット機能にLingrを使うといったこともできる。ただし、高負荷が予想される商用サービスでの利用については別途事前協議が必要。

 LingrはAjaxを用い、Webブラウザでのみでリアルタイムのチャットが可能なサービスとして2006年8月にスタートした。HTTPのセッションを切らずにサーバと“つなぎっぱなし”にするComet技術を用いたことで、ユーザーの発言を、同一チャットルームにいるユーザー全員に対してサーバから遅延なしに送出することができる点が新しい。今回発表された「Lingr Radar」は、Lingr専用クライアントで、Webブラウザを使わずにチャットルームに常駐できるようになる。

 RSSリーダーなど、定期的にクライアント側からサーバをポーリングすることで更新情報を得るソフトウェアはあったが、同社は、HTTPを用いてリアルタイムで情報を更新するソフトウェアはLingr Radarが初めてとしている。

lingr01.png

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(@IT 西村賢)

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