イーフロンティアも製品投入

セキュリティソフトに更新料0円の流れ

2007/02/15

 イーフロンティアは2月14日、更新料が0円の統合セキュリティソフトウェア「ウイルスキラーZERO」を3月2日に発売すると発表した。更新料0円のセキュリティソフトはソースネクストが「ウイルスセキュリティZERO」を先行投入していて、人気を集めている。

zero01.jpg イーフロンティアが発表した「ウイルスキラーZERO」

 ウイルスキラーZEROは、ウイルス対策と不正アクセス防止、スパイウェア対策、フィッシング詐欺対策などの機能を備えるソフトウェア。ネットワークアクセスをリアルタイムで監視し、コンピュータへ攻撃や情報漏えいをブロックする。定義ファイルの更新は自動で行われる。通常のセキュリティソフトウェアは1年などライセンス期間が決まっていて、更新には追加料金を支払う必要があることが多い。

 しかし、ウイルスキラーZEROは、Windows OSのサポート期間中は無料でライセンスを更新し続けることができる。ウイルスキラーZEROのメジャーバージョンアップもOSのサポート期間中なら無料。

 ウイルスキラーZEROは1ライセンス版が3940円(税込)、2ライセンス版が5540円、4ライセンス版が9980円など。スパイウェア対策ソフト「スパイハンター XoftSpySE」を付けたウイルスキラーZEROもあり、この製品版のみ更新料がかかる。

 イーフロンティアはウイルスキラーZEROと同機能で1ライセンスが1980円の「ウイルスキラー2007」も3月2日に発売する。ウイルスキラー2007は2年間は更新料がかからないが、その後は更新料が必要。

(@IT 垣内郁栄)

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