PeopleSoft HCM新版登場

「若者が3年で辞める」企業に必要なのは“タレントマネジメント”とオラクル

2007/02/23

 米オラクルは、人材管理ソフトウェアの新版「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management 9.0」(PeopleSoft HCM)を1月31日に発表した。新版の特徴は“タレント・マネジメント”機能の強化。オラクルの担当者はベストセラー「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を引き合いに、タレント・マネジメントの重要性を強調した。

 PeopleSoft HCMは業務の設定から人材の採用、給与、移動、評価、トレーニングなど人事管理にかかわる企業の業務を支援するパッケージソフトウェア。強化されたタレント・マネジメントはその中で従業員の能力に注目し、優秀な人材の募集、採用、定着を最適化する機能だ。日本オラクルの執行役員 アプリケーションマーケティング本部長 藤本寛氏は、「少子高齢化時代となり、人のクオリティをいかに高め、企業の価値向上につなげるかが重要になる」とタレント・マネジメントの重要性を指摘する。

peoplesoft01.jpg 日本オラクルのアプリケーションSC本部 SC部 プロダクトオペレーションズグループ ソリューションマネジャー 安井清一郎氏

 タレント・マネジメントを行ううえでは、まず各従業員の役職を定義する必要がある。そのための機能が「ジョブ・プロファイル」。役職で求められる資格や目標、その後のキャリア計画などを定義する。次いで従業員ごとの「個人プロファイル」を定義する。新版の特徴はジョブ・プロファイル、個人プロファイルを参考に、個人のパフォーマンスやキャリア計画と、企業側が望む役割とのギャップを分析できる機能。人事担当者はこのギャップ分析機能を使うことで、異動や採用など今後の人事計画を立てやすくなる。

 日本オラクルのアプリケーションSC本部 SC部 プロダクトオペレーションズグループ ソリューションマネジャー 安井清一郎氏は、「『若者はなぜ3年で辞めるのか?』は、若者が退社する理由として入社前に聞かされていた仕事内容と、実際の仕事の間にギャップがあることが指摘していた。タレント・マネジメント機能でそのギャップをまず分析することで、社外に対して求める人材の要件を示せる」と話した。

(@IT 垣内郁栄)

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