ブルーコートシステムズ、ビデオ配信最適化の新機能を提供

社内からのYouTube視聴を指定時間のみに制限

2007/02/27

bluecoat01.jpg Blue Coat SG200

 WAN高速化技術を提供する米ブルーコートシステムズは2月27日、WAN上のビデオ配信を最適化する新機能を、既存のBlue Coat SGアプライアンスに付加したと発表した。業務に関連するビデオ配信については、拠点ごとで映像のキャッシュや、事前キャッシュ、スケジューリング転送を行うことで効率化・高速化する。逆に業務に関係のないビデオについては、設定ポリシーに従って制限またはブロックする。ポリシーとして、視聴禁止時刻を定めたり、視聴時間や使用帯域の制限などが設定できる。キャッシュは、YouTubeのようなストリーミング配信にも対応する。

 ライブ・ストリーミングの場合、Blue Coatアプライアンスはストリーム分割技術により、WAN上の単一のビデオ配信を複数の支店にマルチキャスト。その後さらにローカルで分割し、ビデオをリクエストした社員1人1人に配信する。

 米ブルーコートシステムズでは、今回の技術を用いた企業内ビデオ配信ソリューションをパートナー企業を通じて提供する予定で、配信用ビデオの登録、削除、視聴ログの管理などのレポート機能が利用できる。

(@IT 西村賢)

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