Citrix Presentation Server新版が実装

アプリのストリーミング配信とはどういうことか

2007/03/16

 シトリックス・システムズ・ジャパンはクライアントアプリケーションの仮想化ソフトウェア「Citrix Presentation Server」の最新版を4月中旬に発表する。新版はバージョン4.5で、アプリケーションのストリーミング配信技術を組み込むことが目玉となる。

 アプリケーションのストリーミング技術は、サーバ側に蓄積したクライアントアプリケーションのイメージをクライアントPCに直接配信する技術で、クライアントがネットワークに接続していない状態でもアプリケーションを利用できるようになる。配信するアプリケーションのイメージは、PC環境に関係なく使えるように稼働に必要なファイルがパッケージ化されている。いわばクライアントアプリケーションの仮想化技術だ。

 Presentation Serverはユーザーのネットワーク環境や利用するアプリケーション、デバイスに応じて、通常のICAクライアントへの配信か、ストリーミング配信かを自動で判断する。

デスクトップ環境の仮想化技術も投入

 クライアントアプリケーションのストリーミング技術には、マイクロソフトが買収した「SoftGrid」もある。シトリックスのマーケティング本部長 柳宇徹氏は「シトリックスのストリーミング技術はSoftGridに近い面もある」としながらも、SoftGridがWindows Vistaへの移行策の1つとして使われていることを指摘し、「シトリックスのストリーミング技術は用途がより広い」と話した。

 シトリックスは2007年、新製品を相次ぎ投入する。1つは「Citrix Desktop Server」で、クライアントPCの環境をそのままサーバ側で持ち、利用するアプリケーションに応じてサーバのリソースを柔軟に割り当てる。ハードウェアレベルでの仮想化環境を提供するブレードPCとの組み合わせも可能という。また、アプリケーションにおけるエンドユーザーの体感速度をモニタリングする「Citrix EdgeSight」も年内に投入する予定だ。

(@IT 垣内郁栄)

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