サイボウズグループの日本版SOX法対応製品

内部統制支援がたったの500万円から、サイボウズ

2007/03/19

 サイボウズと同社のグループ企業ブリングアップは3月19日、内部統制支援システム「ガンマエンジン・フォー・サイボウズ(以下ガンマエンジンFC)」を発売すると発表した。

サイボウズ+ブリングアップ写真 ブリングアップ COO 兼 取締役 中田匡紀氏

 サイボウズのデータベース製品を基盤に開発した。内部統制活動の実施と、記録、監査を容易にする。文書整備から運用までのコンサルティングを含めて、価格は500万円(2年度以降は年額100万円)。上場企業および上場準備企業のうち従業員2000人以下の中堅企業に販売していく。2007年度中に50社の導入を目指す。

 ブリングアップ COO 兼 取締役 中田匡紀氏は、内部統制の「統制」についてきちんとした定義がなされていないと指摘する。「統制」とは、ルールを作り、チェックを行うこと。現在、IT企業をはじめ、さまざまな企業が、内部統制支援ツールを提供しているが、「そのほとんどは業務フローの文書化に主眼を置いている。しかし、重要なのはRCM(リスク・コントロール・マトリクス)がうまく運用されているかだ」とする。

 つまり、業務フローの文書化を行った後に、それらの文書を常にチェックし、修正する必要がある場合は修正しながら、その修正記録(更新履歴)もとっておくこと。「このように、PDCAサイクルを回すという意味では、(内部統制支援ツールは)グループウェアに近い」と中田氏はいう。

 ガンマエンジンFCは、RCMテンプレート(販売管理、財務管理、購買管理、給与管理、生産管理……など)を用意し、数百におよぶリスクとその対処方法の項目をあらかじめ洗い出してある。すべてのデータはサーバで一元的に管理される。グループウェアのトップ画面に新着情報の通知を出すことも可能。個人ポータル画面への組み込みもできる。

(@IT 谷古宇浩司)

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