理化学研究所が立地場所決定

2012年、世界最高速スパコンが神戸で稼働する

2007/03/28

 理化学研究所は3月28日、世界最高速を目指すスーパーコンピュータ施設の設置場所を神戸市に決定したと発表した。施設の整備費、運用費や研究教育拠点への支援を評価し、神戸市に決めた。4月以降に施設の設計・建設をはじめ、2010年度内に運用開始する。

 スパコン開発は文部科学省のプロジェクトで、理化学研究所が主導する。総額1150億円の予算を投じて、10ペタフロップス(1秒間に1京回[10の16乗回]の計算)の性能を持つ、世界最高速スパコンを2012年度までに開発する。スパコン施設は関連するソフトウェアの研究だけでなく、スパコン教育の施設としても活用する。

 プロジェクトでは、すでにグリッドミドルウェアの設計や各種アプリケーションの開発がスタートしている。ハードウェアの詳細設計も4月に始める予定だ。

 スパコン施設を建設するのは神戸市中央区のポートアイランド地区内。用地は4万平方メートル。理化学研究所はこれまで大型放射光施設「SPring-8」や、発生・再生科学総合研究センター、分子イメージング研究拠点の整備・運営で、兵庫県や神戸市、地元の大学などと協力してきた。これらの協力の実績をスパコン施設の運営でも活かすとしている。

riken01.jpg スパコン施設場所の説明(理化学研究所の資料から、クリックで拡大)

(@IT 垣内郁栄)

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