HPが新戦略

「Business Technology」はビジネス成果でのみ判断される

2007/04/25

 日本ヒューレット・パッカードは4月25日、新戦略「Business Technology」を発表した。これまでの「アダプティブ・インフラストラクチャ戦略」を一歩進め、買収したマーキュリー製品などをポートフォリオに統合した。同社の取締役 副社長執行役員 HPサービス事業統括 石積尚幸氏は「これからは変化に対応できないITを持つことがリスクになる。ITの強みが経営の強みに直結する」と話した。

hp01.jpg 日本HPの取締役 副社長執行役員 HPサービス事業統括 石積尚幸氏

 HPは今後、各製品やソリューション、サービスをBusiness Technologyにマッピングし、顧客に提供する。これまでのアダプティブ・インフラストラクチャ戦略との大きな違いは、より経営を意識したこと。同社のマーケティング統括本部 インフラストラクチャソリューション本部 本部長 染谷優氏は「Business TechnologyはITの世界の尺度ではなく、ビジネス成果でのみ判断される」と説明した。

 Business Technologyが実現するのはビジネスの成長加速と、コスト削減、リスク低減。コスト削減を達成する各種サービスを統合した「Adaptive Infrastructure」と、旧マーキュリー製品、OpenView製品の統合製品ブランド「HP Software」をマッピングした「Business Technology Optimization」、企業の意思決定を支援する「Business Information Optimization」で構成する。

hp02.jpg HP Neoview プラットフォーム

 HPは同日、Business Information Optimizationに属する新製品と新製品としてデータウェアハウス(DWH)の専用サーバ「HP Neoview プラットフォーム」を発表した。HP Integrityサーバをはじめ、ストレージ製品、NonStopベースのOS、データベースなどで構成するオールインワン製品で、大量のデータを基に高速な経営分析を可能にする。最小構成は16CPUで、価格は1億6000万円から。HPによると「すでに2ケタの引き合いがある」という。

(@IT 垣内郁栄)

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