コンバーチブルタイプで世界最小

「真のウルトラモバイルPC」、富士通が超小型ノートPC発表

2007/05/16

 富士通は5月16日、タブレット型としても使えるコンバーチブルタイプのノートPCで世界最小となる「FMV-LIFEBOOK U8240」を5月16日に発売すると発表した。インテルの「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用したノートPCで、富士通は「真のウルトラモバイルPCだ」としている。5月16〜17日に都内で開催される「富士通フォーラム2007」で展示する。

 U8240は重さ580グラム、薄さ26.5ミリで、5.6インチのワイド液晶(1024×600ドット)を備える。背面に倒してタブレットPCとして使うことができるコンバーチブルタイプのタッチパネルを搭載。キーボードのキーピッチは14ミリ、キーストロークは1.3ミリ。暗い場所でも使えるようキーボードを照らすライトや、認証用の指紋センサーも付ける。バッテリ駆動時間は標準4時間。バッテリパック(L)を使えば最大8時間まで伸ばすことができる。

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fmv02.jpg 富士通が発表した「FMV-LIFEBOOK U8240」

 当初は法人向けの企業モデルとして販売する。Webショップでも扱う。Windows XP Professional、Windows Vista Businessを搭載したモデルを用意する。いずれもプロセッサはウルトラモバイルPC向けのA110(800MHz)で、標準のハードディスクドライブ容量は20GB。100BASE-TXが利用できるが、カスタムメイドで無線LANも載せられる。HDDは最大40GBまで拡張可能。

 メモリ512MBのWindows XP Professionalモデルは14万4000円(税別、以下同)。1GBモデルは16万4000円。メモリ1GBのWindows Vista Businessモデルは16万4000円。出荷は6月中旬以降。店頭販売は今秋以降を予定している。1年で10万台の販売が目標。

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(@IT 垣内郁栄)

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