OSSの種類やバージョンを限定せず

サイオス、「OSSよろず相談室」でサポート業務強化

2007/05/24

 サイオステクノロジーは5月24日、オープンソースソフトウェア(OSS)に関する問題解決を支援するサポートサービス「サイオスOSSよろず相談室」を新設し、6月1日からサービスの提供を開始すると発表した。OSSを導入済みの企業や採用を検討中の企業を対象にしたサービスで、特定のディストリビューションやOSSのバージョンに限定しない幅広い導入・運用支援を行うのが特徴。エンドユーザーとシステムインテグレータを対象にする。

 これまでのサポートチームの体制を強化し、5名の専任エンジニアと10名の開発者、15名の窓口担当者からなる「OSSテクノロジーセンター」を新設した。

sios01.jpg サイオステクノロジー 代表取締役社長の喜多伸夫氏

 会見したサイオステクノロジー 代表取締役社長の喜多伸夫氏は、サービス開始の背景を「数年前はOSレイヤとその周辺のミドルウェアのサポートがメイン。LinuxやOSSはメール、Web、ファイルサーバとして使われていた。しかし、現在ではOSSの業務システムでの利用が増え、アプリケーションレイヤのサポートニーズが高まっている」と説明。また、現在提供されているサポートが、使用するソフトウェアの種類やバージョンを限定したスタックサービスであるのに対して、実際の現場では多様なソフトウェアやバージョンに対するサポートのニーズも強いという。同社が2004年から行っているサポートの実績でも、FTP/NFS/NTPサーバやOpenSSL、PHP、印刷関連といったサポートが全体の28%を占めている。

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 サイオスOSSよろず相談室では、Apache、Tomcat、PostgreSQL、MySQL、sendmailなど40種類以上のソフトウェアを対象とする。対象外のソフトウェアについても、個別に相談に応じる。

 Linuxカーネルと5種類の指定ソフトウェアのサポートが受けられる最小構成の年間契約の場合、月額30万円から。メールによる問い合わせのほか、オプションで電話対応も受け付ける。1次回答までの時間を、営業日であれば半日程度以内としたサービスや、ソースコード調査、修正パッチの提供、セキュリティアラートなどもオプション契約で対応する。

 初年度契約数で30件を目指す。今回再編したサポート業務における同社の年間売り上げは約1億円で契約件数は10件。

(@IT 西村賢)

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