仮想化市場はヴイエムウェア、MS、シトリックスの三つどもえの戦いに

シトリックス、XenSource買収で仮想化市場に参入

2007/08/16

 米シトリックス・システムズは8月14日(現地時間)、オープンソースの仮想化ソフト「Xenエンジン」を核とした仮想化ソリューションを提供する米XenSourceを買収することで両社が合意に達したと発表した。買収金額は5億ドル(約591億円)。第4四半期を予定している買収完了後は、XenSourceはシトリックス内で、現CEOが率いる1事業部として活動する。

 現在シトリックスはネットワーク経由でアプリケーションを配布するシンクライアント市場の最大手。今回の買収によって、リモートアクセス製品で協力していくとしたマイクロソフトとシトリックスの提携関係にどのような影響を与えるかは不透明だが、今後急速な拡大が予想されるデスクトップの仮想化市場で、先行するヴイエムウェアや、2008年に新サーバOSとともにハイパーバイザの提供を開始するマイクロソフトと三つどもえの戦いとなりそうだ。

 XenSourceは前日の13日に仮想化ソリューションの新バージョン「XenEnterprise v4」をリリースしている。新バージョンではハイパーバイザが64ビット対応となったほか、サーバリソースを統一的に扱う「サーバリソースプール」や、稼働中のゲストOSを物理サーバ間で移動させられる「XenMotion」をサポートする。また、WindowsのGUIを用いた管理ツール「XenCenter」も搭載した。

(@IT 西村賢)

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