パフォーマンスを向上

1ライセンスで3台のPCに利用可能、ノートン 2008は実質値下げ

2007/09/07

 シマンテックは9月7日、個人向けの統合セキュリティソフトウェアの最新版「ノートン・インターネットセキュリティ 2008」と、ウイルス対策ソフトウェア「ノートン・アンチウイルス 2008」を発表し、同日からダウンロード販売を始めた。新しいインターネットの脅威に対応するとともにプログラムのパフォーマンスを大幅に向上させた。

 シマンテックが行った調査によると、ユーザーの66%がPCの動作の重さにストレスを感じているという。セキュリティソフトウェアがボトルネックになっているとの指摘もあり、開発ベンダにとっては課題の1つだった。インターネットセキュリティ 2008は、2007と比べてユーザーインターフェイスの反応速度を22%向上させた。1GB当たりのクイックスキャンの速度も2分15秒から1分55秒に短縮した。プログラムのブート時間も2007の14〜25秒から10秒未満にスピードアップした。使用メモリ量や、Webからのファイルダウンロード時間、Internet Explorerの起動時間もそれぞれ削減した。

symantec01.jpg 米シマンテックのシニア プロダクト マネージャー ジョディ・ギブニー氏

 米シマンテックのシニア プロダクト マネージャー ジョディ・ギブニー(Josephine Gibney)氏は、インターネットセキュリティ 2008について「ボットネットとドライブバイダウンロードに注力した」と説明した。ボットネット対策では、振る舞いに応じてボットを検出する「SONAR ビヘイビア検出テクノロジ」をウイルススキャンとフィッシング詐欺対策、ファイアウォールなどの機能に実装した。

 また、コードが埋め込まれたWebサイトにアクセスすることで不正プログラムがPCに不正にダウンロードされるドライブバイダウンロード対策としては、JavaScriptやActiveX、VBScriptを悪用した未知のマルウェアであっても予防的にブロックする新機能「Browser Defender」を実装した。

 さらにインターネットセキュリティ 2008はID情報管理機能も強化。オンラインバンキングなどのネット上のサービスのID情報を管理する「ノートン ID セーフ」を搭載した。ID情報の自動入力だけでなく、フィッシング対策機能と統合されていて、危険なWebサイトへのアクセスがブロックされるようになっている。

 インターネットセキュリティ 2008、アンチウイルス 2008ともダウンロード販売を9月7日に開始。パッケージ版の販売開始は9月21日。価格は2007と同じだが、標準パッケージの場合では1ライセンスで3台のPCまでインストールできるようにし、実質的に値下げした。インターネットセキュリティ 2008のダウンロード版の価格は標準パッケージが6300円、パッケージ版は8190円。アンチウイルス 2008はダウンロード版が4935円、パッケージ版が6195円。

(@IT 垣内郁栄)

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