関連業界約130社参加

ヘルスケアや医療機器、相互接続ガイドライン策定へ

2007/09/13

 コンティニュア・ヘルス・アライアンスは9月13日、医療機器間の相互運用を可能にするガイドライン第1版の基本構成を発表した。同団体は2006年6月に発足したもので、ヘルスケア、医療機器、テクノロジー業界の133社が参加している。ネットワークを利用して、ヘルスケア機器やフィットネス機器およびサービスを接続し、患者や看護スタッフ、医療提供者を結ぶエコシステムの確立を目的としている。

 標準規格には、電子医療記録や、医療機器向けの「Bluetooth Medical Device Profile Specification」、「USB Personal Health Device Specification」、「ISO/IEEE 11073 Personal Health Device Specifications」などが含まれる。専用の医療機器に加え、一般的な電話回線や携帯電話、PC、セットトップボックスなど標準的な通信機器を通じて、ヘルスケア提供側と受け手側の情報共有をサポートする。

 ガイドラインに準拠する製品は認証ロゴを受けられる。正式なガイドラインは2008年上半期にリリースする。

(@IT 西村賢)

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