シェアの高まりが影響

デルのWebサイトがFirefoxに正式対応、3年前からの依頼実る

2007/09/20

 デル日本法人のWebサイトがMozilla Firefoxに正式に対応した。これまではトップページなどは閲覧できたが、発注ページはInternet Explorerしか対応していなかった。

 Mozilla Japanの公式ブログによると、Mozilla Japanは2004年ごろ、デル日本法人にコンタクトを取り、対応を依頼。しかし、対応は行われず2年以上が経過した。2007年に入り、デルのWebサイトがリニューアル。これに合わせて再度、デルの担当者に連絡して対応を依頼。その後、デルがFirefox対応を完了させた。8月24日付けのデルの「サイト使用条件」にはIE、OperaとともにFirefoxの名称がある。

firefox01.jpg Firefoxに正式対応したデルの発注ページ

 デルは「ユーザー側のサポートや安全性、安定性を考えると、発注画面で利用するWebブラウザはメインストリームのブラウザでないと不安があった」と説明。国内でもFirefoxのシェアが高まり、利用が広がってきたことで対応したと語った。

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(@IT 垣内郁栄)

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