17種のWebサービスに対応

デジカメの撮影画像を自動転送するWi-Fi内蔵SDカードが登場

2007/10/31

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 2005年に創業したベンチャー、米Eye-Fiは現地時間の10月30日、無線LAN機能を内蔵した2GBのSDカード「Eye-Fi Card」を発売した。現在、米国内でのみの販売。価格は99.99ドル。容量は2GBのもののみ。これまで無線LANに対応するデジタルカメラや、無線LAN機能を持ったSDカードは存在したが、ストレージと無線LANを統合したSDカードは世界初。

 SDカードに対応するデジタルカメラであれば、Eye-Fi Cardを使うことで無線LAN機能を付加できる。無線経由でPCの指定フォルダにコピーしたり、オンラインの写真共有サービスやブログサイトにアップロードすることが可能。サポートしているのは、KODAK Gallery、Shutterfly、Photobucket、Picasa Web Albums、Flickrなどの写真共有サイトや、TypePad、VOXなどのブログサービス、SNSサービスのFacebookなど17種。

 アセロス社製のIEEE 801.11g対応チップを搭載し、WEP 40/104/128、WPA-PSK、WPA2-PSKなどの暗号・セキュリティ機能を備える。802.11b/g/nのWi-Fiネットワークがある環境であれば、家庭や無線LANスポットで利用できる。ただし、Webブラウザを用いたログイン認証が必要な公衆無線LANサービスには対応しない。電波の到達範囲は屋外で90フィート(27メートル)以上、屋内で45フィート(14メートル)以上。

 あらかじめ、転送するPCやWebサービスのログイン情報を、付属のUSBカードアダプタを用いてSDカードに設定する。設定にはPCにインストールするソフトウェア「Eye-Fi Manager」を使う。同ソフトはWindows XP/Vista、Mac OS Xに対応する。

 同社は特許を申請中で技術的詳細を明らかにしていないが、設定が完了したSDカードはカメラの電源投入時に設定済みのWi-Fiネットワークを検知し、接続が確立されれば自動的に撮影画像を転送する仕組みのようだ。必要であれば、画像のリサイズも行う。

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(@IT 西村賢)

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