Webブラウザで社内文書を一元的に検索

GCI、独自エンジン搭載の業務向け文書検索ソフトを発売

2007/12/19

 グローバルコミュニケーションズは12月19日、社内のファイルサーバ上の業務文書を検索する文書検索ソフトウェア「Jieks FileFinder」(ジークス・ファイルファインダー)を発売した。最小構成での初期導入費用は80万円から。

 複数拠点にまたがる社内のファイルサーバに文書をWebブラウザを使って一元的に検索できる。独自開発の検索エンジンは、検索対象をインメモリに保持する仕組みで高速に検索が可能という。また、複数台のサーバでクラスタ構成を取ることで10億件を超えるデータでも高速に検索できるなど、拡張性に優れる。

 検索した結果に対し、サーバやフォルダ、文書形式、更新日付などを指定することで絞り込みができるほか、アプリケーションを起動することなく文書の内容をWebブラウザ上で閲覧できるプレビュー機能を搭載する。PDFファイルでは、該当ページだけを抜粋して検索キーワードをハイライト表示するPDFハイライト機能も備える。Active Directoryなどの権限設定を連動させ、利用者の所属部門に応じて検索対象を制限することも可能。

 現在、Jieks FileFinderはファイルサーバ上のファイルを検索対象としているが、来年春頃を目処に、ローカルPC上の文書を同時検索できる機能を追加リリースする予定という。

(@IT 西村賢)

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