メールやファクスにも対応

試験結果も配送、ヤマトが電子配送代行サービス開始へ

2007/12/26

 ヤマトグループのヤマトシステム開発は12月25日、予備校や塾などの教育事業者が、試験結果などを受け取り側が希望する方法で簡単に配信できるサービス「e-ネコ電子封筒」を開発し、2008年1月1日から提供を開始すると発表した。配信方法はインターネット、ファクス、郵便・メール便のいずれか。利用は初期費用30万円で、月額3万円のほか、1通当たり40円の利用料がかかる(料金はすべて税抜き。また、ファクスや郵送にかかる料金は含まない)。

 教育事業者側には、成績表や教材の封緘、発送の作業をコスト削減ニーズが、生徒・保護者側にはインターネットやファクスによる配送へのニーズがあったという。

 事業者は、宛て先情報、配信の種類、配信したい情報をCSV形式でヤマトシステムに送ることで、配送作業を委託できる。郵送の場合には印刷、封緘、発送の作業も代行する。

 今後、同社は教育事業者以外にも、給与明細、会報、案内、利用明細書、マニュアル、出荷指示書、仕入明細、納品書などの各種書類を配信したい企業に対してサービスを提案していくという。

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(@IT 西村賢)

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