日本語名の汎用JPドメインは23%
JPドメイン登録数が100万件突破
2008/03/04
JPドメイン名の登録管理とDNS(ドメインネームシステム)の運用を行う日本レジストリサービス(JPRS)は3月4日、JPドメイン名の累計登録数が100万件を突破したと発表した。2008年3月1日現在、累計登録数は100万3285件。1年前(2007年3月1日)と比較して約10万4千件以上、12%の増加となった。
JPドメインの登録登録件数は1996年8月に1万件、1999年10月に10万件、2003年1月に50万件をそれぞれ達成していて、過去7年で4倍以上になったという。
JPドメイン名の登録数内訳は「○○○.jp」という形式の汎用JPドメイン名が62万2903件、「co.jp」「ne.jp」などの属性型・地域型JPドメイン名が38万382件となっていて、2001年の登録開始以来、汎用JPドメイン名の伸びが大きいことが分かる。過去1年の伸びでも、属性型・地域型JPドメイン名が4%、汎用JPドメイン名は53万2699件から62万2903件へと9万件以上増え、17%の増加となっている。なお、汎用JPドメイン名のうち、約77%が英数字を使ったドメイン名で、日本語JPドメイン名は約23%にとどまる。
汎用JPドメイン名の普及の理由としてJPRSは、複数登録が可能なこと、個人による登録が可能なこと、企業による商品ごとのWebサイト開設や、個人ブログなどインターネットを利用した情報発信が一段と進んだこと、年間登録料金の値下げ(2007年3月実施)などを挙げている。
関連リンク
情報をお寄せください:
- 完全HTTPS化のメリットと極意を大規模Webサービス――ピクシブ、クックパッド、ヤフーの事例から探る (2017/7/13)
2017年6月21日、ピクシブのオフィスで、同社主催の「大規模HTTPS導入Night」が開催された。大規模Webサービスで完全HTTPS化を行うに当たっての技術的、および非技術的な悩みや成果をテーマに、ヤフー、クックパッド、ピクシブの3社が、それぞれの事例について語り合った - ソラコムは、あなたの気が付かないうちに、少しずつ「次」へ進んでいる (2017/7/6)
ソラコムは、「トランスポート技術への非依存」度を高めている。当初はIoT用格安SIMというイメージもあったが、徐々に脱皮しようとしている。パブリッククラウドと同様、付加サービスでユーザーをつかんでいるからだ - Cisco SystemsのIntent-based Networkingは、どうネットワークエンジニアの仕事を変えるか (2017/7/4)
Cisco Systemsは2017年6月、同社イベントCisco Live 2017で、「THE NETWORK. INTUITIVE.」あるいは「Intent-based Networking」といった言葉を使い、ネットワークの構築・運用、そしてネットワークエンジニアの仕事を変えていくと説明した。これはどういうことなのだろうか - ifconfig 〜(IP)ネットワーク環境の確認/設定を行う (2017/7/3)
ifconfigは、LinuxやmacOSなど、主にUNIX系OSで用いるネットワーク環境の状態確認、設定のためのコマンドだ。IPアドレスやサブネットマスク、ブロードキャストアドレスなどの基本的な設定ができる他、イーサネットフレームの最大転送サイズ(MTU)の変更や、VLAN疑似デバイスの作成も可能だ。
キャリアアップ
- - PR -
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
2023年のSNS炎上総数は189件、炎上元の媒体1位は「X」――コムニコ「炎上レポート」
コムニコが「炎上レポート」2023年版を公開しました。
今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...
「ゼロクリック検索」とは? SGE時代の検索の変化と5つの対策を解説
SEO専門家やマーケター、そして情報を求める人々にとって、「ゼロクリック検索」はどのよ...