アクセンチュアが日本のSIer、ソピアを買収オラクル製品のシステム開発に強み

» 2008年04月03日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 アクセンチュアは4月3日、日本のシステム・インテグレータであるソピアの全株式を取得し、100%子会社にすることで合意したと発表した。ソピアは日本オラクルの業務アプリケーション製品のコンサルティング、システム構築に強みを持つ企業で、アクセンチュアは買収によって「日本市場で成長が続くERP市場でのオラクルシステムへのアクセンチュアの対応力が強化される」としている。

 買収金額は公表していない。ソピアはアクセンチュアによる買収後も独立して事業を継続し、案件によってはアクセンチュアと協力する。株式取得に関する契約は30日以内に終了するとしている。

 ソピアは「Oracle E-Business Suite」「Oracle JD Edwards」などオラクルの業務アプリケーション、インフォア製品のコンサルティングやシステム構築を提供。特にオラクル製品については「長年の業務経験は業界で定評がある」(アクセンチュア)といい、パートナーとして協力している。ソピアは2007年4月現在の社員数が210人。2006年度の売上高は54億円だった。

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