Ruby on Railsで手軽にOpenID対応

ディノ、OpenIDサーバ構築のプラグインを無償公開

2008/06/18

 Webシステム開発を行うディノは6月18日、分散ID認証システムであるOpenID Authentication 2.0に準拠したRuby on Rails 2.0のプラグイン「OpenID Engine」を発表した。MITライセンスでの配布となり、無償で利用できる。

 今回ディノが発表した「OpenID Engine」では、認証サーバ用(OpenID Provider)プラグインと対応サービス用(Relying Party)プラグインのそれぞれが提供される。Ruby on Rails 2.0のプラグインという形態となっており、ダウンロードページによるとRuby用のOpenIDライブラリであるruby-openidは利用していないとのこと。

 6月19日からGoogle Codeにてベータ版を公開し、安定版を7月にリリースする予定だ。

 OpenIDはURIを認証のIDとして扱うプロトコル。日本でも2月にシックス・アパート、日本ベリサイン、野村総合研究所(NRI)の3社が「OpenIDファウンデーション・ジャパン」を設立し、普及に向けて活動を行っている。

概念図 OpenID Engineの概念図

(@IT 宮田健)

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