日本オラクルとイーシステムは、オラクルのSaaS型CRM「Oracle CRM On Demand」と、イーシステムのSaaS型名刺管理サービス「アルテマブルー」を連携させると11月12日に発表した。名刺交換を起点とする営業プロセスを一貫して管理できるようになるという。
アルテマブルーは名刺をスキャナーで読み取ってデジタル化し、社名や名前、肩書きなどの情報を一元管理できるSaaS型のサービス。登録した情報はリスト管理機能を使ってマーケティング活動に役立てることができる。複数の社員が持つ名刺データを照合することで、案件創出など効率的な営業活動を可能にする「人脈マップ」を構築する。
アルテマブルーとOracle CRMが連携することで、アルテマブルーの名刺データをOracle CRMの案件候補情報と結びつけることが可能になる。営業チームは商談を始める前に、相手先の主な意思決定者、商談履歴、競合企業などを確認でき、「成約率向上に寄与する」(両社)という。
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