築地本願寺や駅構内に赤いピンがシャキーン

東京に巨大ピンオブジェ登場、Googleマップがキャンペーン

2009/08/03

 目的地を検索すると地図上に突き刺さるピン――。Googleマップで目的地や検索結果を示すために使われている、あの印象的な赤いピンが、巨大なオブジェトとして東京・築地本願寺に突き刺さった。これはグーグルが世界13都市で開始した「わたしの好きな場所」というキャンペーンだ。

pin01.jpg 東京・築地本願寺の境内に突き刺さった、Googleマップの“ピン”
pin03.jpg 高さ4メートル近い特大サイズ

 キャンペーン対象は日本では東京と京都。ほかにニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、バンコク、台北、マドリード、パリ、プラハ、モスクワ、クアラルンプール、香港にも同様のピンのオブジェが立てられる。

 東京では築地本願寺に設置した特大サイズのピン以外にも、渋谷、恵比寿など5個所の駅構内にピンのオブジェを設置。サイズは一回り小さいが、中央に空いた穴からのぞくことで、関連コンテンツの動画などを楽しむことができるシカケだ。設置場所によって8月3日から8月9日の間、もしくは一部期間見ることができる。

hole.jpg 同時に設置された小さいピンには、のぞき穴。その場所に関連する動画コンテンツを見ることができる
chochin.jpg 京都はピンオブジェの代わりに、ピンの図柄を描いた提灯を50個所に設置する

 キャンペーンはピンのオブジェを立てるオフラインとオンラインで展開。オンラインでは建築家やアーティスト、著名ブロガーなど200人がマイマップを作成。マイマップは、位置を示すマークや線、テキスト、写真、動画を埋め込んだオリジナル地図を作成する機能で、東京と京都で計22人が、それぞれの都市で紹介したい場所を選択したコンテンツを作成して公開中だ。

 グーグル プロダクトマネージャー 河合敬一氏は「現実の世界に飛び出して、製品の中でもいちばんわれわれが愛しているいるピンを立ててみて、そこが現実とインターネットの接点になるようなものができた」とコメントしている。

maps02.jpg オンラインのGoogleマップでは、著名人が自分の好きな場所を選んでオリジナルのガイド・コンテンツを作成、公開中だ
maps01.jpg 著名人がそれぞれ、自分のお気に入りの場所をマイマップとして公開中

(@IT 西村賢)

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