次バージョンの9.0から

高機能IDEのIntelliJ IDEAがOSS版提供へ

2009/10/19

 高機能なJava向け有償統合開発環境として知られてきたIntelliJ IDEAを提供するチェコのJetBrainsは10月15日、次期バージョンの9.0から無償のコミュニティ版と、有償のアルティメイト版を別々にリリースすると発表した。コミュニティ版はApache 2.0ライセンスで公開する。

 IntelliJは、Java、JavaScript/Flex、HTML/CSS、Ruby/JRuby、Groovy、SQL、Scala、Clojureなどのプログラミング言語をサポートする統合開発環境。コード補完やリファクタリング機能、UML作図機能、バージョン管理システムとの連携機能なども提供する。9.0からはPHPにも対応するほか、Java EE 6、OSGi、Android、Google App Engine向けアプリケーションの開発もサポートする。

 有償版と無償版の違いは、エンタープライズ向けの機能で、有償版ではGit、CVSに加えてPerforceやRational ClearCase、Microsoft Team Foundation Serverへの対応、依存関係のマトリックス表示、構造化された検索や置換によるコード操作などが可能という。

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(@IT 西村賢)

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