情報漏えいを防ぐDLPブレードの追加も予定

「Software Bladeを引き続き拡充」、チェック・ポイント創業者

2009/10/28

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは10月27日、創業者にしてイスラエル本社の会長兼CEO、ギル・シュエッド氏の来日を受けて戦略説明会を開催した。シュエッド氏は、2009年に発表した新アーキテクチャ「Software Blade」を引き続き拡張していく方針を明らかにした。

checkpoint01.jpg チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 会長兼CEO ギル・シュエッド氏

 シュエッド氏は、「創業当時のセキュリティは、デスクトップにアンチウイルスを、ゲートウェイにファイアウォールを設置するという非常にシンプルなものだった。しかしその後、攻撃の増加や技術の多様化にともない、セキュリティを構成する要素は増加し、いまでは標準的なITマネージャは、12種類ものセキュリティ要素を考慮しなくてはならなくなっている」と述べた。

 だが一方で、あらゆる課題に1つで対応できる製品が求められているわけではないという。必要なのは、既存のインフラを生かしながら、顧客が抱える個別の課題に柔軟に対応できるソリューションであり、それを提供しようと模索した結果が、3月にリリースしたSoftware Bladeだと同氏は述べた。

 Software Bladeは、基盤となるプラットフォームの上に、ファイアウォールやVPN、IPS、アンチウイルスといったセキュリティ機能をモジュールの形で追加していくセキュリティ製品だ。約20種類用意された「ブレード」の中から、必要なモジュールを必要なときにアクティベートするだけで、ニーズに合わせたセキュリティ機能を実装することができる。ブレードごとにコア数を割り当てることも可能なため、一定のパフォーマンスが求められる環境にも適用できる。

 シュエッド氏は、このSoftware Bladeの機能を引き続き拡充していく計画だと述べた。今後も定期的にSoftware Bladeの種類を追加する予定という。特に、データ漏えい防止(DLP)については、「いまはエンドポイントでディスクの暗号化によって一部をカバーしているが、ネットワークを介した情報漏えい防止にも取り組む計画だ」と述べ、来年には、情報漏えいを防ぐDLPブレードを提供する予定という。また、チェック・ポイント製品だけでなく、サードパーティ製のセキュリティ機能をSoftware Bladeに搭載できるよう、アーキテクチャのオープン化に向けた話し合いも進めているとした。

(@IT 高橋睦美)

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