データ管理サービスの実証実験を3月に

秘密分散でクラウド上のデータ保護、NRIセキュアが秋に提供

2010/01/13

 NRIセキュアテクノロジーズは1月13日、秘密分散技術を用いたデータ管理サービスを2010年秋に提供することを発表した。これに先立ち3月1日から15日にかけて、同サービスの実証実験を実施し、データ管理サービスの実用性や耐障害性、安全性などを検証する計画で、2月中旬まで参加企業を募集する。

 このデータ管理サービスでは、グローバルフレンドシップの独自アルゴリズム「GFI電子割符」を用いて対象データを分割し、クラウドを構成する複数のデータセンターにばらばらに保管する。どれか1つのデータが盗まれたり、あるいはサービスを利用するPCを紛失したとしても、分割後の個々のデータには意味がないため、情報漏えいを防ぐことができるという。

 また、操作を簡便にするため、あらかじめ指定したフォルダにドラッグ&ドロップするだけで分割保存を行う設定も可能だ。さらに、ファイルに重要度情報を与える同社製品「SecureCube/Labeling」を組み合わせ、「極秘」や「社内限定」といったラベルを与えたファイルを自動的に分割保存することも可能。

 NRIセキュアではこのデータ管理サービスによって、「機密情報・重要情報を外部に出したくない」という企業の懸念を解消し、クラウドサービスを利用しながら重要情報を安全に保管する手段を提供するとしている。

(@IT 高橋睦美)

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